ミュージックと、アイデンティティと、

僕のコミュニケーションの仕方がすごく下手だったんだけどね。サカナクションについて、大学の時にたくさん語る経験をしてないんだ。

音楽を聞きながら、バシバシと仕事をする電車の中で、僕は気がついてしまった。大学の時に誰かと熱狂したなにかがない、それって僕の中ですごくコンプレックスになってる。

音楽にかかわらず、僕は人とたくさん語ることをしてこなかった。ルービックキューブとか、手品とか、ヨーヨーとか、大好きなボードゲームですら、誰かと語ることをしてこなかった。全部自分の中で消化して、「なんとなくこの辺かな」ってとこでやめてしまった。
たぶん、仲間がいたら、やめなかった。自分よりちょっとだけ上手なやつを見て悔しい思いをしたり、友達に自慢したい一心で練習に励んだりとかしてたんだよ。地区予選大会に出たりしてさ。そしたら大会でまた新しい友だちができたりとか、全国大会見に行ったりとかして。

楽しいだろうな。

アイドルに熱狂して全国に遠征してる人とかを見て、僕はコンプレックスを感じる。僕も、そんな風に、熱狂すればよかった。

初めてサカナクションの「ミュージック」を聴いたときの、あの感動を。だれにも共有できなかった、あの日の感情を。僕はずっと、置いてけぼりにして、新しい事に挑戦するんだ。次の感動には、ちゃんと寄り添ってくれる人が、居たら良いな。

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サカナクション『ミュージック』

こちらは僕が好きなヨーヨーの動画。続けてたらこんな風にできるようになってたのかなー。