本心を出さず、着膨れた鎧に身を包む私達

『親にも彼氏にも言えない。新宿の深夜薬局、カウンター越しの小さな物語』
https://t.co/Avhblzapr7?amp=1

この記事を読んで、なんか心に響いたので、ブログ書く。

内容は見てもらえばわかるけど、僕が特に印象に残ったのは中沢さん(記事中のインタビューされてる人)とお客さんの関係性について訊かれて答えたこれ。

そうですね、新宿ゴールデン街の飲み屋に通っていると自然とできてくる関係性に近いかもしれません。ひとり酒をしていると自然に顔見知りが集まってきてお互いに声をかけ合うような、そんな関係性がゴールデン街にはあるんです。

何かの目的で遊びに行った場所に、いつもいる顔馴染みの存在。その人に会うために行ってもいいし、居なくても飲みに来てるから気にしない。顔が合えば挨拶をして、別段どんな仕事をしているのかなんて話しはしない。関係のメリットなんて考えなくてもいい関係性。


そういやこういう記事もあった。

『スナック女子急増中——ネットにない「自分をさらけ出せる場所」「ママや良いおじさんは希望」』
https://www.businessinsider.jp/amp/post-162677?__twitter_impression=true

「みんな甘え下手になってんだよ、腹見せると楽よ。ママはプロだから。トリマーとしてはプロだから、心のトリミングをしてもらうっていうか」

心のトリミングっていいね。ガチガチになって、自分でもどうやって剥がしたらいいかわからない鎧をおろしてくれる。心を軽くしてくれる場所がスナックらしい。


この2つとも、根本は同じ気がする。
みんな、鎧を着たくて着てるんじゃなくて、世の中の空気がそうさせてるんだ。僕はそうだよ。だって怖いもん。

ちょっと前だったらネットがそういう役割をしてたのかもしれないけれど、世の中に浸透するにつれてネットは居づらくなった(これは完全に僕の主観です)。炎上とか、クソリプの気軽に呟けない雰囲気。
そして、ネットから隠れるようにして、アナログの関係性を求めるようになったんだろうな。

僕が普段遊びに行くボードゲームカフェでは、当たり前に本名も知らない人とあそぶ。あだ名同士で楽しく遊ぶ。むしろ、肩書を捨てて関われるから、楽しいのかもしれないと思う。


上の記事2つを読んでいて、僕が見つけた共通点がある。
それはアナログなのに「匿名性がある」こと。

なんだか不思議じゃない?
でも、匿名だから腹見せて話できることとか、まだ関係性ができてないから話せることって沢山あるもんね。利害関係が一切発生しないから、完全な第三者目線で話しをしてくれる。なぜか安心感がある話しちゃう人を、みんな求めてるんだと思う。

彦根にも絶対にそういう需要はある。


僕はやっぱりくそクズで居続けたいな・・僕はそのキャラクターに頼らないと、人に思ったままのことを伝えたりできないよ。