ふとある文章を思い出したので、それについて書きます。今思い出した事に意味がある気がするから。
私が思い出したのはFacebookのTLに流れてきたこの文章です。引用しますので、まずは読んでみてください。本人には了承得てます
『別れ際に見える人柄』
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そこでの行動をどのようにしたとしても、自分にとってプラスもマイナスもないことがあります。逆に、その時の行動が今後に大きく影響することもある。
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過去に付き合った人にこのような人もいました。
「他に好きな人ができた」と僕から伝えました。まあ、最悪だなと自分で今振り返っても思うのですが、やっぱり「会って伝えたい」って言われました。当時の僕としては、殴られるぐらいは覚悟して会うことにしました。その時、伝えられたことに驚いた。
その女性が僕に伝えたのは、質問でもなければ、怒りでもなかった。
どんな良いことがあって、どんなとこに行って、どんなことをしてもらって、どんな風に感じたかという僕へのポジティブフィードバック。過去に意味がなかったとも思いたくないし、恨んだり怒ったりしたくない。だから、良かったことを伝えにきた。って言われました。
真意はわかりません。でも、僕がその時に感じたことは、自分はバカだなってこと。そういう人を見る目がなかったんだなって思った。そして、その人のことをカッコいいって思った。
その人が僕にしたことは、自分がしたかったことかもしれないけど、相手の今後に対して何が伝わると良いのかということを考えての行動だと僕は思う。それ以来、僕はその人と会っていません。でも、忘れることもありません。利害をこえた行動が人の心に残るということを教えてもらいました。
それ以降、僕はそういう人柄の部分を大切にして、人を見るようになりました。人に対して真摯に向き合い、自分の個性を自分以外の人のために発揮する。人を見るときだけでなく、自分を見るときもそう。
「何がしたい」という前に、そういう人で「ありたい」って思った。
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学生や企業のことを悪くいうのも別にいい。サイレントも無断欠席もそれもいい。今後の関係性には影響しないでしょう。
でも、自分の今後の生き方には影響する。
その人やその会社との関係には影響しなくても、その人の生き方には影響する。
そして、そんな人の生き方は、今後出会う人との関係にきっと影響する。
僕はそう思っています。
別れ際を大切にしよう。
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※ところどころ編集して、引用させて頂いてます。
この投稿を見た時、すっごくいろんな事を思い出しました。それが凝縮されたコメントがこちらです。
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私が彼女と別れたときには、どちらともなく思い出話をし始めて、最後には号泣しながらありがとうと言い合いました。一生忘れることはないと思います。
あと自分は話に誘われづらいので、人と会うときは常に緊張感もってます。会った瞬間から、最後の瞬間まで、相手がどう見ているのか意識して、必ずなにかお返ししようとしています。
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このコメントは結局投稿してません。書くためにいろんな事が思いついて、それ自体が記事になるとおもったから書き直す事にしました。
この文章を読んでまず、自分の元彼女の事を思い出しました。初めての彼女でした。多分ちょっと特殊な別れ方した気がします。当時の日記が凄く今の自分にも響いたので、記事書いてます。
それはこっち → 『彼女と別れた時の話』
人と会うときの緊張感について
この部分についてお話しましょう。
さっそく緊張感の正体、核心からいきましょう。ずばり「もう会うことはないかもしれないから」です。
もうちょっと説明していきます
私は普段から人に誘われる事が少なく、自分から誘わないと人と会う機会なんて滅多にありません。交友関係も狭くなってしまうので、視野が狭くなりがちです。
多人数の中だと影うすい私は、イベントに行ってお会いした人には、必ず「一度お会いしませんか」とお誘いします。イベントとかいく人、問題意識をもってる人はそういうの多いですよね。でも一回会ったきりで、結局後はFacebookで投稿を見かける程度になってしまう事が多くないですか。
私はそういう人が沢山居ます。私の場合は、頻繁にイベントに顔をだすわけじゃないので、偶然再開するなんてことも少ないです。
じゃあ自然と一期一会が大切だと考えるようになりました。実際会ってくれて新しい価値観を教えてくれたこの人に、ちょっとでいいから返せないかなって。それ以来、別に自分の事なんて覚えてくれなくてもいいし、私が持っているものの中から、今この人にとって有用そうな物を伝えたいと思うようになりました。もしその人の人生を小さく変える事ができたなら、それはその人にとって時間を割いた意味があるし、私もすごく嬉しいなって。
こんな事を言われた事がある
会ってくれた人の中にはこういう事を言ってくれた人も居ます
「今日は正直な所、会ってやろうという気持ちでここに来た。でもそんな風に考えていた自分が恥ずかしい」
これは私が考える誠実についての話をした後に言われたことでした。
凄く嬉しかった。このひとも今後しばらくは一期一会を大切にするだろうなと。多分少しでもこの人の人生を変えたと思います。
実はこの緊張感こそが私にとっての誠実の中身。
「目の前に居てくれている人のために」
迷った時にはそういう判断基準で行動するようにしてます。
もしこのブログを読んだ人が、今日はちょっと頑張ろうと思ってくれたなら、私はとっても幸せです。
今日はこんな感じで。ではまた〜
余談
実際に出したコメントと、引用させて頂いた方の返事
このやり取りが5月の事。時間かかってすみません・・