ボーイズ・オン・ザ・ラン

をみた。ちょっと思う事があるので日記に残しておく。

エンディングのどうしようもないダメ男感がとっても印象に残っている。最後の笑顔はきっと、後悔の笑顔だろう。そして一生後悔し続けるのも想像できる。私自身が彼に近いからかも知れない。
最後まで引き込まれるが、負け犬の負け続けるストーリーで、今までに見たことのないタイプの映画だった。すっごく面白かった。また見なおしたい。

本題はここから。主演が銀杏ボーイズのボーカルの人らしくて、見終わった後に流れで、銀杏ボーイズの音楽を聞いていた。(演技は凄くうまかった)
知っていたけれど、ずっと聞いてもパッとしないと思っていた人たちだった。だけれど、映画を見た後では、印象がガラッと変わった。聞いたのは同じく「ボーイズ・オン・ザ・ラン」のPVで聞いた。PVの中では秋葉原でいろんな人の夢を聞いて回っているドキュメントのようだった。みんな絵に描いたようなオタク顔をしていて、本当に冴えない人ばかりだ。何を言っているのかも分からない、だれも聞いてくれないようなことをみんなが思い思いに話しているその光景は、とても気持ち悪かった。でも、それが、本当に私を含めた男たちの本質を示しているようで、とっても引き込まれた。
銀杏ボーイズの曲は全体的にそういった世界観の物が多いらしい。そうやって理解して聞いていると、世界に諦めきったようで居て、それでいいじゃないかというような、その世界観にとっても引き込まれた。ちょっといろいろと曲が聞いてみたくなる。

そして考えたことがもう一つ。それはバイトの先輩が銀杏ボーイズ好きだった事。彼はずっと自分に自信がなくて、毎日が灰色と言ったような生活を送っていた印象がある。でも私は彼が大好きで、いっつも困らせるようなことをしていた。
そんな彼が銀杏ボーイズを好きだということで、彼のあの印象の意味が何となくわかった気がする。ずっと自分の存在を男としてつまらないと言うような、そんな印象。あの世界に生きていた彼の目から、世界はどんなふうに見えていたのだろうかと。今ならなんとなくその世界が見える気がする。

バイトの先輩に連絡をとってみたいと思って、過去に教えてもらってメールアドレスに連絡をとってみた。やっぱりアドレスは変更されていた。彼には届かなかったメールの文面を載せて、今日の日記は終わりにする。
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件名 おひさしぶりです

まだメールアドレス変わってなかったらいいんですけど。井上和行です。マクドナルドでアルバイトしていたんですけど、覚えていますか?

ふとバイトの先輩と連絡がとりたくなってメールをしました。もし届いてたら連絡下さい。

井上和行
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※「バイトの先輩」の部分は個人名が入っていたので、置き換えました。文章に違和感があるかもしれませんが、あえて原文のまま置き換えています。

実はこれは過去の私の日記です。ふと今の感情から、この映画の事を思い出して過去の日記から検索してみました。

今読み返してみて、すっごく自分らしい文章がかけてるなって気がしてます。拙いけれど、本当に自分の言葉を書いている。

この時と比べて私は退化していますね。多分悔しいです。
誰かに見られるのだと感じたから、自分の知っている人によく見られたいから、そんな防衛本能が働いたのかもしれません。この日記を書いた時の自分は、恥ずかしいとか考えていなくて、自分の言葉を感情を書き記そうとしています。そして今の私に響く言葉で書いている。すごいな〜って。

いつもいつもいつも、私は過去の自分から学ぶ事が多い。成長しているようでいて、毎日退化してるのではないか。そう感じた夜でした。

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